川崎重工業は10月16日、同社が提供している屋内配送向けサービスロボット「FORRO(フォーロ)」が、「2024年度 グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したと発表した。
「FORRO」は、「ヒトは、ヒトにしかできないことを。」をコンセプトに、深刻化する労働力不足に対するこたえのひとつとして生まれたサービスロボット。既に国内の医療機関において、「FORRO」による検体や薬剤などの屋内向け配送サービスを提供しており、医療従事者の負担軽減および業務効率化の観点から、医療機関よりその能力や導入効果を高く評価されている。
今回の「グッドデザイン賞」の審査では、看護師や患者から親しみをもって迎えられる「FORRO」の外観だけではなく、混雑した状況での自律走行やエレベータでの人との相乗りが可能な点など、状況に応じた柔軟な対応が行うことを可能にしたことにより、医療機関の配送業務において「FORRO」1台あたり約3人分の業務の代行を実現した点が主に評価され受賞につながった。
川崎重工は、今回の受賞を励みに、サービスロボット「FORRO」を活用した配送サービスのさらなる提供拡大に取り組み、労働力不足といった社会課題の解決、ヒトならではの価値をより発揮できる社会の実現を目指していく。
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