熊本県荒尾市、Feedback Technology Japanと立地協定を締結

・半導体製造装置用部品を製造

 熊本県荒尾市は10月4日、台湾企業の翔名科技股份有限公司㈱大東工業(東京都大田区)との合弁会社であるFeedback Technology Japan(東京都大田区)が、荒尾市へ工場を新設することになり、立地協定を締結したと発表した。

 9月20日に熊本県庁審議会室で行われた調印式で、Feedback Technology Japanの陳代表取締役社長は、「熊本県や荒尾市とともに末永く発展していきたい。地元雇用も増やしていきたい。」と述べた。

 木村知事は、「親会社である翔名科技様にて、長年培われた高い技術力と品質、きめ細かなカスタマーサービスを生かし、熊本の半導体産業を力強く牽引していただきたい。」と述べた。

 浅田市長は、「雇用創出や台湾との交流促進をはじめ、さまざまな波及効果により地域経済が大きく発展することが期待される。」とあいさつした。

 同社の計画では、年間10億円から15億円程度の売上を想定しており、20名の新規採用を予定している。同一敷地内に第2工場の建設も検討しており、雇用創出・地域活性化につながることが期待される。

 荒尾市は、今後も同社新工場の円滑な事業展開に向けて積極的に支援していく。

<進出概要>
進出場所:荒尾市野原字繁田985番26
土地面積:13,325㎡
操業予定:2025年11月
事業内容:半導体製造装置用部品製造

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