古河ユニック、リチウムイオンバッテリー搭載のミニ・クローラクレーンを開発し、欧州で販売開始

 古河機械金属グループの中核事業会社で、ユニック部門を担う古河ユニック(東京都千代田区)は10月4日、充電式のリチウムイオンバッテリーを搭載したミニ・クローラクレーン「UM325C」(最大吊上能力 3,230kg)を開発し、欧州で販売を開始したと発表した。

 従来のバッテリー式モデルと同様に、排気ガスを出せない地下道やビルなどの屋内のほか、外部電源の取得が困難な現場や狭い場所などに自走して移動し、CO2を排出しないクリーンなクレーン作業を可能にすることに加え、リチウムイオンバッテリーの採用により高速充電(AC200Vで満充電時間:約3時間)を実現している。

 古河ユニックは、今後も顧客のニーズに応える製品の開発・提供のみならず、カーボンニュートラルの実現に向けた製品・技術・サービスの開発・提供により一層注力していく。

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