東洋エンジニアリング、インドにFPSO事業の新たな拠点となるGlobal Capability Centreを設立

    東洋エンジニアリングの子会社であるToyo Engineering India Private LimitedとOffshore Frontier Solutions Pte. Ltd.(以下OFS Singapore*) は、10月3日、インドのベンガル―ルに最先端のGlobal Capability Centre(グローバル・ケイパビリティ・センター)を設立したと発表した。この合弁会社であるTOYO MODEC OFS India Private Limited(以下OFS India)は、2025年春に業務を開始する予定。

 OFS IndiaはOFS Singaporeと協力して、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の基本設計(FEED)、詳細設計、調達支援サービスを提供する。また、FPSOの船上設備(トップサイド)に関して、高品質で効率的なプロジェクト実行およびオフショア・エンジニアリング遂行に関する新たな標準を確立する。

 2022年に三井海洋開発(MODEC)と設立したOFS Singaporeに続き、新たにOFS Indiaを設立することで、さらなるグローバルな協力体制を築き、顧客のニーズに応える卓越したサービスを提供する。これによりTOYOはFPSO業界における技術力と競争力を強化することを目指す。

*OFS SingaporeはTOYOとMODECが2022年8月にシンガポールに設立した合弁会社であり、FPSOのEPCI(設計、調達、建造及び据付)事業を遂行する会社。

 ニュースリリース