EARTHBRAIN、建設現場の資産管理をデジタル化!「Smart Construction Whiteboard」の提供を開始

・クラウド上のホワイトボードで資産を管理・共有し、配車業務や資産管理業務を効率化

 ㈱EARTHBRAIN(アースブレイン)は10月2日、建設現場で稼働するさまざまな建設機械や作業員などの資産情報をデジタル上のホワイトボードで管理することで、配車業務や資産管理業務などを効率化し、現場との連携を強化するソリューション「Smart Construction Whiteboard」を提供開始すると発表した。

 同ソリューションは、従来事務所内のホワイトボードや紙で管理することが多かった建設現場のすべての資産(作業員・建設機械・アタッチメント等)をデジタル上に登録し、一元管理できるもの。現場ごとに登録した資産情報や位置情報を一覧で表示、検索できるだけでなく、事務所内のホワイトボード上のマグネットと同様に、Webの管理画面上で自由に移動させることが可能。

 例えば、建設機械とオペレータの情報を管理画面上でドラッグ&ドロップするだけで、建設機械の配車管理を簡単にデジタル化することができる。同ソリューションを通じて、各現場の正確な配車情報を現場監督などへ共有することで、口頭よりも確実な作業指示が可能となるため、現場とのコミュニケーションを強化し、より円滑に作業を進めることができる。また、各建設機械の稼働時間の取得や作業実績の入力、過去のホワイトボードの履歴の確認もできるため、稼働実績に応じた配車が可能になり、建設機械の効率的な運用を実現する。さらに、資産管理者が複数現場の資産情報を切り替えて表示したり、施工関係者間で各現場の資産情報を共有したりすることも可能となっており、現場全体の生産性向上が期待される。

 なお、「Smart Construction Whiteboard」は、コマツが提供する建設機械の遠隔監視システム「Komtrax」と連携しており、顧客が保有するコマツ製の建設機械の情報はすべて自動連携され、同ソリューションの利用開始時点から閲覧することが可能。

 今後もEARTHBRAINは、建設現場のデジタル化を実現することにより、生産性・安全性・環境性を向上し、スマートでクリーンな未来の現場の創造に取り組んでいく。

■ 株式会社EARTHBRAIN 会社概要
 株式会社EARTHBRAINは、建設現場のデジタルトランスフォーメーションを実現する「Smart Construction(R)」を提供し、建設業界の安全性、生産性、環境性の飛躍的な向上を実現することをめざしており、コマツ(株式会社小松製作所)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社野村総合研究所の4社が出資している。

 詳細は、ニュースリリース