日本建設機械工業会が9月30日に発表した2024年8月の建設機械出荷金額によると、内需は 11.6%減少の 759 億円、外需は 23.0%減少の1,667 億円となった。その結果、内需は 2 カ月振りの減少、外需は 7 カ月連続の減少となった。総合計では 19.7%減少の 2,426 億円となり、2 カ月振りの減少と なった。
■ 内需は 11.6%減の 759 億円 、2カ月振りの増加
機種別に見ると、トラクタは 5.3%増加の 107 億円、コンクリート機械 28.9%増加の 29 億円、油圧ブレーカ・圧砕機は 7.9%増加の 21 億円の 3 機種が増加したが、他 6 機種と補給部品が減少した。
■ 外需は 23.0%減の1,667 億円、7 カ月連続の減少
機種別に見ると、道路機械は 27.5%増加の 42 億円、その他建設機械は 2.2%増加の 314 億円の 2 機種と補給部品 24.4%増加の 234 億円が増加したものの、他 7 機種が減少した。
地域別に見ると、全 9 地域中 3 地域で増加したものの、他 6 地域で減少した。
■8月の油圧ショベル国内出荷台数は7.1%減の1,612台
8月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ819台(前年同月比2.2%減少)、油圧ショベル1,612台(同7.1% 減少)、ミニショベル 1,724台(同17. 3%減少)、クローラクレーン15台(同25.0% 減少)、ラフテレーンクレーン93台(同20.5%減少)、アスファルトフィニッシャ33台(同43.5%増加)――となった。