DMG 森精機、第 5 世代のターニングセンタ「NLX 2500 | 700 2nd Generation」の販売を開始

 DMG 森精機は9月12日、切削能力を最大限に引き出す、頑強で熱安定性に優れた機械構造により、高い精度と 40 番マシニングセンタと同等のミーリング能力を備えた、第 5 世代のターニングセンタNLX 2500 | 700 2nd Generation の販売を開始したと発表した。

 NLX 2500 シリーズは 2010 年から発売を開始し、自動車、産業機器、半導体などの幅広い業界で使用されている同社のベストセラー機。今回新たに開発した NLX 2500 | 700 2nd Generation は、従来機を使用の顧客の声を反映し、DMG MORI の全ての技術を結集したターニングセンタ。同社は、DX を用いて工程集約・自動化、グリーン・トランスフォーメーション(GX)を促進するマシニング・トランスフォーメーション(MX)を推進している。NLX 2500 | 700 2nd Generation は、MX を実現する最新技術を結集した。

 設計初期段階から FEM 解析やデジタルツイン技術によるシミュレーションを用いて性能予測と熱解析を実施することで、機械構造の最適化を行った。X / Z 軸のすべり案内は、摺動面幅を従来機より 10%拡大し、振動減衰性と動剛性を向上している。

 主軸は信頼性の高い 3 年保証の内製主軸 turnMASTER を搭載し、従来機と比べて切削能力を 1.25 倍向上した。右主軸1 も左主軸と同等の 10 インチチャックを搭載可能で2、左右両面を連続で加工できる。

 詳細は、ニュースリリース