・営業利益率が大幅に改善
Haulotte(ホロット) :2024年9月10日
・売上高は 10% 減少して 3 億 6,300 万ユーロ (為替レート一定、IAS29 を除く)
・営業利益率は売上高の +8.2% (為替差益および差損を除く、IFRS 16 および IAS 29 を除く)
世界の高所作業プラットフォーム市場は、2024年上半期に主要市場で減速が確認されていますが、ヨーロッパ(欧州)では、2024年7月12日からの追加関税の暫定適用を見越して中国から大量の機器が輸入されたことで減速が緩和されています。このような状況で、Haulotteは第2四半期が好調であったにもかかわらず、売上高が10%減少して3億6,300万ユーロとなりました。
ヨーロッパでは、2023年後半から観察された投資減速の兆候が、特に大手レンタル会社の間で確認されています。その結果、この期間の売上高は2023年と比較して-21%減少しました。
アジア太平洋地域では、売上高も2023年と比較して-11%減少しています。
北米は、第2四半期の好調に牽引され、すべての活動で+9%、高所作業プラットフォーム事業で+14%の成長を続けています。
ラテンアメリカでは、売上高は2023年と比較して安定しています。
2024年6月30日時点で、機器の売上高は-11%、レンタル事業は-3%、サービス事業は+3%減少しました。
Haulotte の現在の営業利益 (為替差益および差損を除く) は、+1,700 万ユーロの 3,000 万ユーロに急上昇し、事業の減少にもかかわらず、現在の営業利益率は売上高の 8.2% となりました。後者は、原価の上昇を販売価格に転嫁したこと、北米での良好な営業実績、部品価格および輸送コストの改善の影響を十分に受けました。
グループの純利益は 1,500 万ユーロで、売上高の +4.1% となり、財務費用の増加 (+380 万ユーロ) と、特にラテンアメリカでの期間中の為替レートの影響が依然としてマイナスであるにもかかわらず、2023 年と比較して大幅に増加しました。
グループの純負債 (保証および IFRS 16 を除く) は、上半期の良好な事業実績により、この期間に -3,000 万ユーロの 2 億 1,000 万ユーロに減少しました。
■見通しと最近の出来事:
予想以上に不確実な状況の中、Haulotte は 2024 年に売上高が 10% 近く減少すると予測しています。それでも、第 1 四半期の好調な業績に支えられ、グループは年間の営業利益率を売上高の +5% 以上 (為替差益および差損を除く) と見込んでいます。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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