英JCB、エンジン製造20周年を祝う

 JCB :2024年9月6日

 JCB の革新的なエンジン事業は本日、継続的な成功に重要な役割を果たしてきた従業員に感謝する祝賀会を開催し、20 周年を迎えました。

 2004 年以来、ダービーシャー州フォストンJCB Power Systems は、1 日 3 台のエンジンを生産していたところから、ほぼ 300 台まで生産台数を増やしました。同社はディーゼル エンジンの設計、開発、製造で世界をリードする企業となり、現在は水素エンジンの先駆的な開発で先頭に立っています。

 当初は 20 名の従業員を雇用していましたが、従業員数は 400 名以上に増えました。本日の記念日を記念して、従業員には勤続に対する感謝の気持ちを込めた贈り物と手紙が贈られました。さらに、合計 200 年の勤続年数を誇る 10 名の従業員が、この機会を記念して工場敷地内にオークの木を植えました。

 JCBパワーシステムゼネラルマネージャー、Robert Taylor (ロバート・テイラー )氏は次のように述べています。

 「私は初日から JCB Power Systems で働けたことを誇りに思っています。今日、才能あるチームによる革新、成長、献身が JCB で優れた製造を実現して 20 年が経ちました。」

 JCB Power Systems のエンジンは、世界記録の樹立に貢献してきました。まず、2006 年に JCB エンジン 2 基を搭載した JCB Dieselmax ストリームライナーが、米国のボンネビル ソルトフラッツで時速 350.092 マイルを記録し、世界最速のディーゼル車となりました。この記録は今も破られていません。2019 年には、JCB の Fastrac トラクターが、JCB の 7.2 リッター 6 気筒 Dieselmax エンジンを搭載し、時速 135.191 マイルで世界最速トラクターとして記録に名を連ねました。

 2010年、JCBはエンジンの生産をJCBインドに拡大し、デリーのバラブガルに専用工場を設立し、毎日200台のエンジンを生産しています。

 英国では、1億ポンド(約187億円、187円換算)の投資の一環として、150人以上のエンジニアからなるチームが現在、JCBの機械に使用するハイテク水素燃焼エンジンの開発に取り組んでいます。これまでに120台以上のエンジンが生産されており、これらの超高効率エンジンを搭載した多くの機械が現在評価中です。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。