平田機工、電気自動車(EV)向け「バッテリー充放電関連設備」を約 56億円で受注

 平田機工(熊本県熊本市)は8月27日、2024 年 5 月 16 日にリリースした案件に引き続き、電気自動車(EV)向けバッテリー充放電関連設備案件を受注したと発表した。

■受注の背景
 平田機工は、自動車(EV、内燃機関系、ハイブリッド)、半導体、家電などさまざまな産業分野に向けて、多様な生産設備の製造・販売事業を世界的に展開している。

 このうち、自動車分野については、従前の内燃機関系に加え、2016 年度より EV 関連の生産設備(EV 用ドライブユニットの組立ライン等)を手掛けている。

 EV 向けバッテリー充放電関連設備については、2022 年度より本格的に参入し、納入実績を積み上げている。

 今回、これまでの実績に裏打ちされた大規模案件への対応力、プロジェクト管理能力ならびにEV向けバッテリー充放電関連設備の多くの納入実績等が評価され本案件の受注に至った。

 この 4 月から同分野に関する専任部署を立ち上げ、顧客の多様なニーズに応える製品開発やさらなる品質の向上に取り組んでおり、今後も同分野での受注拡大に努めていく。

<受注案件概要>
受注金額 :約 56億円
受注設備 : EV 向けバッテリー充放電関連設備 (4ライン)
顧客: 守秘義務に基づき顧客名は非開示。なお、当該顧客と平田機工の間に開示すべき資本関係、人的関係はない。また、関連当事者間取引にも該当しない。

生産拠点 : 関東工場(栃木県宇都宮市)
累計受注額 : 2022 年度以降に受注した EV 向けバッテリー充放電関連設備の累計受注金額は、今回受注した案件を含め約 150 億円 (合計 11 ライン)。 

■業績への影響
 今回受注した案件は、工事の進捗に応じ順次売上を計上する。上記受注による売上の一部は当期業績に反映するが、一部は来期以降の業績に寄与すると見込んでいる。

 詳細は、ニュースリリース