ファナック、ロボカット製品(ワイヤ放電加工機)の出荷を再開

 ファナックは8月27日、2024年 7 月 29日付「ロボカット製品(ワイヤ放電加工機)の出荷再開について」記載のとおり、ファナックが製造・販売するロボカット製品(ワイヤ放電加工機)の欧州向け仕様の現行機のうちα-C400iC及びα-C600iCの各機種について出荷を再開したと発表した。

 今回、出荷を停止していたロボカット製品の欧州向け仕様の現行機のうち残るα-C800iCについても、 ファナックにおいて、一定の対策を講じることで、 欧州の EMC指令に基づく整合規格の限度値以内となり、 EMC指令への適合性が確認。 8月 27日に適合性評価の公認機関から EU 型式審査証明書を受領したことから、当該対策を施した欧州向け仕様のロボカット製品(α-C800iC)につき、出荷を再開することにした。

 なお、特別調査委員会による本件疑義に関する調査、原因究明及び再発防止策の検討等は現在進行中。特別調査委員会より調査報告書を受領した際は速やかに開示し、さらに必要な対応を行っていくとしている。

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