JFEエンジニアリング 、JAPEX初の系統用蓄電池設備のEPC業務を受注

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は8月19日、石油資源開発(JAPEX)よりJAPEX美浜蓄電所のEPC(設計・調達・建設)業務を受注したと発表した。このほど現地工事を着工し、2025年春の完工を予定している。

 近年、再生可能エネルギー電源の導入拡大に伴い、再エネの出力変動緩和や系統負荷軽減の観点から、系統用蓄電池が注目されている。

 JAPEX美浜蓄電所は、2023年8月4日に公益財団法人東京都環境公社の「系統用大規模蓄電池導入促進事業助成金」に採択されたJAPEX初となる系統用蓄電池設備。

 同案件においてJFEエンジニアリングは、JAPEX美浜蓄電所に最適な蓄電池とPCSを選定し、システムとして納入する。JFEエンジニアリングがこれまでに完遂した様々なプロジェクトにおけるエンジニアリング力並びにプロジェクト対応力が評価され、今回の受注に至った。

 JFEエンジニアリングは今後も顧客の様々なニーズに応じた蓄電池設備導入を提案し、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献していく。

<工事概要>
設置場所:千葉県千葉市美浜区浜田(JAPEX技術研究所構内)
設備規模:出力:1,999kW/容量:約6,000kWh
現地着工:2024年8月
運用開始:2025年春(予定)

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