三協立山、新湊東工場(富山県射水市)にアルミ押出ライン増設、約120億円投資

・増築に伴う地鎮祭を開催

 三協立山(富山県高岡市)は7月18日、かねてより計画していた三協マテリアル社 新湊東工場(富山県射水市)増築に伴う地鎮祭を行ったと発表した。式には地元自治体、工事関係者など50名が参列し、工事の安全を祈願した。

 今回の増築は、新規のアルミ押出ラインを増設し、中長期で成長が見込まれるEV市場に向けたアルミ形材の供給能力増強を目的としており、2025年10月末の竣工を目指し、建設を進めていく。

■平能正三社長の挨拶要旨
 今回の新湊東工場増築は、新湊東工場新設以来約20年ぶりの大型投資であり、将来の成長に向けて、EVを中心とする自動車分野への供給に対応する。施工の安全を願うとともに、引き続き皆様にご支援いただきたい。

<押出ライン増設に伴う増築工事概要>
工場名:三協立山株式会社 三協マテリアル社 新湊東工場
所在地:富山県射水市新堀28-1
投資予定額:約120億円
建築面積:増築分 12,862㎡(工場全体 26,566㎡)
構造・規模:鉄骨造 地上2階
着工予定:2024年7月
竣工予定:2025年10月31日
製造品目:アルミニウム押出形材
生産能力:約1,000t/月
押出機:1台(5,500US t)
太陽光発電システム:増築部分の屋根上に約7,000㎡のパネルを設置、パネル出力約1MW

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