柳井化学工業、工場敷地内に新たな製造ラインを増設、山口県柳井市と進出協定

 柳井化学工業(東京本社:東京都中央区、柳井本社工場:山口県柳井市)が、柳井市内の工場敷地内に新たな製造ラインを増設する。7月16日、山口県が発表した。これに伴い、県の立会の下、同社と柳井市による進出協定の締結式が7月26日に行われる。今回の進出は今年12件目の企業誘致となる。

 柳井化学工業は、機能性材料・医薬・農薬等をはじめとする化学品の製造・受託製造及び販売を行っており、自社製品としては、二硫化炭素を取り扱っている。今後、中長期にわたり見込まれる、機能性材料の需要拡大に対応するため、既設工場内に新たな製造ラインを建設し、生産能力増強と雇用創出を図る。

<建設計画の概要>
事業所名:柳井化学工業株式会社 柳井本社工場
建設地:柳井市柳井1582番地4
敷地面積:656.69 ㎡
建築面積:488.74㎡
事業内容:機能性材料の受託製造及び販売
投資額:約57億円(付帯設備含む)
計画雇用人数:15名程度
操業開始予定:2026年4月頃

<企業の概要>
企業名:柳井化学工業株式会社
代表者:取締役社長 戸坂 浩二
所在地:柳井市柳井1582番地4
設立:1938年8月創業
資本金:3億円
従業員数:254人(2024年3月末時点)
事業内容:化学品の製造・受託製造及び販売
年間売上高:125億円
主要取引先:大手化学メーカー等

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