スチールプランテック、東京工業大学のグリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI)事業に協賛

 スチールプランテック(横浜市西区)は7月9日、国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区)のグリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI)事業に協賛したと発表した。「地球環境と共生した社会構築への貢献を目指し、将来への希望を持てる社会の構築に役立ちたい」という同事業の理念に共感したもので、今後、「産官学連携委員会」に名を連ねる。

 Tokyo Tech GXIは同大学の科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所(ZC研)を本部として、カーボンニュートラル社会の実現を図ることを目的に2022年4月1日に創設された。産官学、地域、さらに国際研究機関と連携し、カーボンニュートラルに対応した持続可能なエネルギーシステムの確立に向けた課題の抽出、その解決のための研究開発を推進する。

 今後スチールプランテックは、年間を通して定期的に開催される同事業のシンポジウム、セミナー、テックミーティング、地域プロジェクトなどへの参加を検討する。こうした活動を通じ、脱炭素関連を中心とした幅広い情報収集と連携機会の創出、異分野との人的交流による開発意識の活性化に加え、GX人材の育成も図る。

 スチールプランテックは「Green&Smart」(Green=脱炭素を推進するための技術革新・Smart=最新技術を駆使した製品のスマート化)を掲げ、最新テクノロジーを織り込んだ商品やサービスを展開している。この協賛をはじめとした産学官連携活動も強化し、より高度な技術開発を進め、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた地球にやさしい製鉄プロセスの実現に貢献していくとしている。

 ニュースリリース