東亜建設工業は7月2日、シンガポール共和国テコン島地区における埋立工事を6月に受注したと発表した。発注者はシンガポール共和国住宅開発庁(Housing & Development Board)、工事監理はサバナジュロンコンサルタント (Surbana Jurong Consultants Pte Ltd)、工事期間は40カ月、契約金額は約126億円となっている。
工事は、東亜建設工業が現在施工中である「テコン地区埋立工事(その3)及びステージンググラウンド運営業務」でテコン島内に仮置きした重金属を含む土砂を、海底から浚渫した粘土と混合し、シンガポール海事港湾庁が定める投棄基準まで希釈した後にテコン島内の所定の場所に埋め立てるもの。特に希釈前の土砂の取り扱いに関しては、原地盤への流出防止措置を講じるなど周辺環境に対して厳しい制限が課せられた工事となっている。
東亜建設工業は、2000年よりテコン島周辺における大規模埋立工事の施工実績を有している。これらの工事で培った経験と技術力を発揮することで、今後もシンガポール共和国の更なる発展に貢献していく。
<工事概要>
工事名称:テコン地区埋立工事(その4)
工事場所:シンガポール共和国テコン島
発注者:シンガポール共和国住宅開発庁
工事監理:サバナジュロンコンサルタント
工期:40カ月
契約金額:約126億円 (約SGD109,000,000)
工事内容:土砂混合施設建設工、航路浚渫工、混合用土砂浚渫工
土砂混合工、混合土砂埋立工