トプコン、ドイツ新施設で製造能力を拡大

 OEM Off-Highway :2024年6月28日

 現在の施設では、トプコンの農業および建設ポートフォリオと世界中の OEM 顧客向けに車内ディスプレイを製造しています。新施設は、生産と成長を加速させる鍵となる、強化された製造自動化をサポートします。

 Topcon Positioning Systems (トプコン・ポジショニング・システム)は、同社の Topcon エレクトロニクス事業のために、ドイツのフランクフルト近郊のGeisenheim(ガイゼンハイム)に新しい製造施設を建設すると発表しました。この発表は、4 月に行われた起工式で行われました。式典は、同社の現在のガイゼンハイム工場で 100 万台目の製品がラインから出荷されるという生産マイルストーンと同時期に行われました。この工場では、Topcon の農業および建設ソリューション ポートフォリオや世界中の OEM 顧客向けに、キャビン内ディスプレイが製造されています。

 この新施設はトプコンによる多額の投資であり、製造能力の拡大とヨーロッパでのプレゼンスの強化に向けた同社の取り組みを示すものです。既存の施設とは異なり、この施設はトプコンが所有するため、生産能力が増強され、年間生産台数が 3 倍になります。新施設では、すべての運用ビルが 1 つの屋根の下に統合され、敷地面積が約 8,300 平方メートル (90,000 平方フィート) に拡大され、生産効率が向上し、業務が合理化されます。

 トプコンのグローバルオペレーション担当上級副社長、Mathias Kühn(マティアス・キューン)は次のように述べています。

 「現在の施設は、ISO 14001、ISO 45001、IATF自動車認証を取得しており、当社でも最も評価の高い製造施設の一つです。試験ラボは、当社にとって世界標準となっています。重機用オペレーター コンソールの専用製造は、強力なコア コンピテンシーに基づく世界クラスの成功例です。新しい施設は、生産と成長を加速するための鍵となる、強化された製造自動化をサポートするように設計されています。」

 ニュースリリース(Topcon Positioning Systems)