・総出荷額 は12.2%減の9,226億円、3 年ぶりの減少
(一社)日本ロボット工業会が5月31日に発表したマニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績によると、会員と非会員を含めた2023 暦年の年間受注額は、対前年比 24.1%減の 8,434 億円、生産額は同12.7%減の 8,916 億円と、それぞれ前年を大幅に下回った。国内外向けで半導体用に減少がみられたほか、輸出ではロボット需要を強くけん引してきた電子部品実装用が中国向けを中心に減少するとともに、溶接用は欧米向けで減少した。
2023 年は、 世界経済の先行き不透明感が高まる中、中国の市況悪化などからロボットの需要環境は年間を通して低調となった。
▽受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。
1.受注
・受注台数 : 198,864(台) (前年比▲33.5%) 【4 年ぶりの減少】
・受注額 : 8,434(億円) (同▲24.1%) 【4 年ぶりの減少】
2.生産
・生産台数 : 220,581(台) (前年比▲21.2%) 【4 年ぶりの減少】
・生産額 : 8,916(億円) (同▲12.7%) 【3 年ぶりの減少】
3.出荷
・総出荷台数 : 227,376(台) (前年比▲19.6%) 【3 年ぶりの減少】
・総出荷額 : 9,226(億円) (同▲12.2%) 【3 年ぶりの減少】
ー国内出荷台数: 48,268(台) (同▲7.9%) 【3 年ぶりの減少】
ー国内出荷額 : 2,225(億円) (同▲4.7%) 【3 年ぶりの減少】
ー輸出台数 : 179,108(台) (同▲22.3%) 【4 年ぶりの減少】
ー輸出額 : 7,001(億円) (同▲14.3%) 【4 年ぶりの減少】
コメントを投稿するにはログインしてください。