三菱重工、「デジタルトランスフォーメーション(DX)グランプリ2024」を初受賞

 三菱重工業は5月30日、経済産業省、東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構が共同で選定するデジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄2024における選定企業の中から、“デジタル時代を先導する企業”としてグランプリ企業に選ばれ、「DXグランプリ2024」を初受賞したと発表した。

・選定においては下記の取り組みが評価されました。

1.日本政府が目指す2050年のカーボンニュートラル達成に対して、三菱重工グループ製品や技術を実装する顧客のために2040年までの自社の先行達成を打ち出しており、さらに具体的なロードマップが年々具体化されてきている。「発電システムの高効率ガスタービンへの置き換え」「燃料へのアンモニアの混合」「水素への燃料転換」などが具体例である。

2.先進制御技術を集約したプラットフォームが「ΣSynX(シグマシンクス)」(注)であり、e-commerce、物流などへのワンストップソリューションとして各方面への導入が進んでいる。本邦を代表する社会課題解決企業であり、DXを大きな武器としてさらなる成長が期待できる。 

 5月27日、東京都千代田区のイイノホール&カンファレンスセンターで開催された「DX銘柄2024選定企業発表会」では、泉澤 清次取締役社長・CEOがDXグランプリ企業として登壇し、当社グループのDXの取り組みについて講演した。

 三菱重工グループは、デジタル技術に関する同社ならではの運用データと、製品全体を自律化・知能化するソリューションコンセプトΣSynXを適用し、安全・安心な社会基盤の実現を目指し、製品群とデジタル技術を“かしこく・つなぐ”ことで新たなデジタル価値を提供していく。

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