千寿製薬、佐賀県唐津市に工場を増設、立地協定を締結

 点眼薬製造の千寿製薬(大阪市中央区)は5月30日、医療用点眼製品の主力工場である唐津工場の敷地内に、新ラインを増設するにあたり、5 月23 日に唐津市と立地協定を締結したと発表した。

 千寿製薬はこれまでも、製品のグローバル展開、供給体制の強化、品質維持、生産効率の向上に
向けて最大限に取り組んできた。今回、新たに生産ラインが追加されることで、唐津工場の生産能力は約 1.5 倍となり、更なる製品供給基盤の強化を実現する。また、高度な生産技術を要する新製品等への対応も可能となる。

 今後、増築、増設工事に向けた準備を整えるとともに、2026 年 11 月完成に向けて、取り組んでいく。

<増設概要>
所在地:佐賀県唐津市石志4228番1
増設建屋:1,383㎡
増築内容: 医療用点眼剤の調製設備、充填ライン、包装ライン、自動倉庫
建築面積: 約1,383 ㎡
着工予定: 2025 年8 月
完成予定: 2026 年11 月
投資額 : 約100 億円

 ニュースリリース