福岡県久留米市は5月21日、建築用加工ガラスを製造するAGCグラスプロダクツ(東京都台東区)と進出協定を締結したと発表した。伸長する九州市場で安定生産体制を構築するため、久留米市に新たな製造拠点を設置する。投資額は50億円を見込んでいるという。
同社は、グローバル展開する日本有数の素材メーカーであるAGCグループの中核的な役割を担う企業。国内に18か所の製造拠点を持ち、省エネ・防災・防犯などの機能で、安心・安全な暮らしを実現する、建築用加工ガラスの製造・販売を行っている。
伸長する九州市場において、より安定的な生産体制を構築するため、今回、久留米市に新たな製造拠点を設置する。
<企業の概要>
社名:AGCグラスプロダクツ株式会社
代表者:代表取締役 半田昌史 氏
本社所在地:東京都台東区東上野4-24-11
設立:2007(平成19年)5月
従業員数:1,016名(2023年末時点)
事業内容:建築用加工ガラスの製造及び販売
<立地計画の概要>
事業所名:AGCグラスプロダクツ株式会社 久留米工場(仮)
事業開始:2026(令和8)年11月(予定)
立地場所:久留米・うきは工業団地内
敷地面積:約22,000㎡
建物面積:約11,000 ㎡
従業員数:100名(うち、市民の新規雇用20名