モリタ環境テック、移動式切断機「トラスホッパー 」の販売を開始

 モリタホールディングスは5月21日、グループ会社の㈱モリタ環境テック(千葉県船橋市)が、移動式切断機「トラスホッパー 」の販売を開始すると発表した。

 深刻化する気候変動問題に対し、サーキュラーエコノミー(循環型経済)、カーボンニュートラ ル(脱炭素社会)への移行の流れが世界的に加速しており、鉄鋼業界においても、CO2 排出 の抑制に向け、従来の高炉での製造の一部を電炉に置き換える動きが鮮明になっている。 今後、電炉の主原料である鉄スクラップが国内で不足するとの観測もあるなか、鉄スクラッ プのより効率的かつ柔軟な処理・運用が求められている。これらの課題を解決するため、モリタ環境テックは、従来の鉄スクラップ業界のみならず、大規模災害の被災地やビル解体の現場などで直接処理を行うことも想定した新たなソリュー ションとして、移動式切断機「トラスホッパーTM 」を2024年5月より販売開始する。 今後ともモリタ環境テックは、サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラルに貢献し、「安 全で住みよい豊かな社会へ貢献し、感謝され、愛される企業」を目指す。

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