カミンズのAcceleraといすゞ、北米で いすゞの F シリーズ向けバッテリー電動パワートレインを発売

 Cummins Inc.(カミンズ 社):2024年5月14日、インディアナ州コロンバス

 カミンズ 社のゼロエミッション事業部門である Accelera by Cummins (アクセレラ・バイ・カミンズ)は本日、北米で いすゞ の F シリーズ向けバッテリー電動パワートレインを発売する計画を発表しました。中型トラックは 2026 年に発売される予定で、アクセレラの次世代リン酸鉄リチウム (LFP) バッテリー技術が搭載されます。

 アクセレラの社長、Amy Davis (エイミー・デイビス)氏は次のように述べています。

 「エネルギー転換を通じて顧客をサポートするには、パートナーシップとコラボレーションが不可欠です。いすゞと共同でイノベーションに取り組むことで、安全で信頼性の高いゼロエミッションソリューションを顧客に提供していきます。」

 いすゞ自動車株式会社執行役員Shaun Skinner (ショーン・スキナー)氏は次のように述べています。

 「当社は、中期経営計画『ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)』に沿って、引き続きアクセレラ・バイ・カミンズと協力し、温室効果ガスの排出削減に役立つさまざまなソリューションをお客様に提供していきます。これにより、当社の総合的な提供範囲も広がり、顧客はニーズに最適な製品と推進システムを選択できるようになります。」

 2019年に結成されたいすゞ・カミンズ・パワートレイン・パートナーシップを通じて、アクセレラ・バイ・カミンズといすゞは、エネルギー転換を通じて顧客をサポートするために、パワーの未来を革新し、前進させ続けます。両社は、互いの独自の強みを活かし、コラボレーションをさらに拡大し、世界的な成長を促進する機会を模索します。

 

■ Accelera™ by Cummins について
 Accelera by Cummins は、世界で最も経済的に重要な産業向けに、ゼロエミッション ソリューションの多様なポートフォリオを提供し、持続可能な未来への移行を加速する力を与えています。Cummins Inc. の事業部門である Accelera は、バッテリー、水素燃料電池、e アクスル、トラクション ドライブ、電解装置に重点を置いたコンポーネント サプライヤーおよびインテグレーターです。Accelera は現在、北米、ヨーロッパ全域、アジアで事業を展開しています。
 世界的なパワー技術リーダーである Cummins は、幅広い電力ソリューション ポートフォリオの設計、製造、流通、サービスを行う補完的な事業部門からなる企業です。米国インディアナ州コロンバスに本社を置く Cummins は、より豊かな世界を実現することに尽力する約 73,600 人の従業員を雇用しています。190 を超える国と地域で強力な流通およびサポート ネットワークを運営しています。カミンズは2022年に売上高281億ドルで約22億ドルの利益を上げました。
 カミンズのアクセラレラの詳細については、accelerazero.comをご覧ください。

■ いすゞ自動車について
 いすゞは、日本の東京に拠点を置く大手グローバル自動車会社であり、商用車、ピックアップトラック、ディーゼルおよび天然ガスエンジン、部品およびコンポーネントの設計、開発、製造、販売、サービスに従事しています。いすゞ製品は、世界150以上の国と地域で販売されています。日本No.1の軽トラックブランドELFは、多くの国でトップシェアを保持しており、軽トラックの世界標準として高く評価されています。D-MAXピックアップトラックは、タイの生産拠点から約100カ国に製造され、輸出されています。詳細については、www.isuzu.co.jpをご覧ください。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。