東郷メディキット(東京都文京区)は、宮崎県日向市に、メディキット日向第三工場を建設する。宮崎県は、4月30日付けで、同社の計画を県の立地企業(増設)に認定したと発表した。
同社は、1973年から主に医療用留置針や医療用カテーテルの製造を行っており、特に人工透析用留置針、静脈用留置針については、国内トップシェアを誇るメーカーとして事業を拡大してきた。
今回の計画は、受注の増加に対応するため、生産能力の向上を図る装置を導入するとともに、災害時の生産・出荷停止を最小限に抑えるため、既存工場の機能を新工場に移設するもの。
県としては、雇用の創出はもとより、地域経済の活性化に貢献するものと大いに期待している。
<進出計画概要>
工場名:東郷メディキット株式会社 メディキット日向第三工場
代表者名:代表取締役 中島 崇
工場設置場所:日向市東郷町山陰字柿ノ木田丙396番15号
敷地面積:34,516.71㎡
建築面積:4,944.36㎡
延床面積:6,822.35㎡
設備投資額:2024年度 2,428,500 千円、2025年度 508,200 千円
新規雇用者数 :11 人(2029年度まで)
事業内容:医療機器(人工透析用留置針、静脈用留置針)の製造
生産計画:2028年度180億円
着工:2024年 4 月
完成:2024年 12 月
操業開始:2025年 1 月
<会社概要>
企業名:東郷メディキット株式会社
代表者:代表取締役 中島 崇
本社所在地:東京都文京区湯島 1-13-2
設立年月日:1973 年6月15日
資本金:90,000 千円
事業内容:医療機器製造業
業員数:716人(正社員 422人、パート他 294人)
売上高:2024年度 148億9,410 万円