斗山ボブキャット、世界トップ3の建設機械トレードショー「Intermat」に参加

 Doosan Bobcat (斗山ボブキャット) :2024年4月25日

・電動建機やバイオ燃料対応モデルなどの環境に優しい製品を発表

 斗山ボブキャットは4月25日、24日から27日(現地時間)までフランスのパリで開催される建設機械見本市「Intermat」に参加すると発表しました。米国のCONEXPO-CON/AGG、ドイツのバウマとともに、世界トップ3の建設機械展示会の1つと考えられているインターマットは、通常3年ごとに開催されますが、パンデミックにより、ショーは2021年にキャンセルされ、2018年以来6年ぶりに開催されています。

 このイベントで、斗山ボブキャットは、初めて電動テレハンドラーであるコンセプト製品「TL25.60e」を発表しました。テレハンドラーは、建設、農業、造園、物流など、さまざまな分野で使用される汎用性の高い機械です。このコンセプトモデルは、水冷式バッテリーを適用し、天候の影響を受けずに動作を可能にし、低騒音で汚染物質を排出せず、ディーゼルモデルと同等の性能を維持します。

 スキッドステアローダーやロータリーテレハンドラーなどのバイオ燃料対応機械も展示されました。斗山ボブキャットのステージVディーゼル機械は、水処理植物油(HVO)およびその他のパラフィン燃料に承認されています。このようなバイオ燃料の使用は、炭素排出量を大幅に削減できます。

 電動ショベルとフォークリフトに加えて、1月に米国で開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)2024で発表された自律型および電動コンセプトローダー「RogueX2」もヨーロッパの顧客と会いました。高度なディスプレイ技術や衝突警報・回避システムなどのスマートコンセプト技術も紹介されました。高度なディスプレイ技術のコンセプトは、オペレーターが運転席から周囲の状態を見ることができる透明なOLEDタッチディスプレイ(T-OLED)です。衝突警告および回避システムの概念は、オペレーターの現場認識を支援するように設計されています。フォークリフト、ポータブル発電機、芝改修装置など、ボブキャットブランドで新たに発売された製品も展示されました。

 斗山ボブキャットの関係者は次のように述べています。
 「建設機械に加えて、農業、造園、物流機器への製品ラインナップの急速な拡大により、6年後のIntermat展示会でフォークリフト、コンパクトトラクター、芝改修機器など、はるかに幅広い製品を発表することに興奮しています。斗山ボブキャットは「グリーンイノベーション」の道を先導し続け、強力なパフォーマンスと持続可能性が手をつないで行くことができることを実証します。」


 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。