ヤンマー、従業員のユニフォームを10年ぶりにリニューアル

・従業員の多様性を尊重し、より働きやすく

 ヤンマーホールディングスは5月1日、従業員のユニフォームを10年ぶりにリニューアルし、順次、国内グループ会社で着用を開始すると発表した。働き方や職場環境の多様化が加速する中、今回のリニューアルでは、職種・職域による指定をなくし、ユニフォームのデザインを統一するとともに、新たにマタニティユニフォームを導入した。

 新ユニフォームは、国内グループ会社の従業員がプロジェクトチームに参画することで、現場から寄せられた改善提案の声を反映した仕様となっている。機能面では、肩回りや腰回りに、特殊な型紙設計と素材を採用することで、フレキシブルな運動性を実現するなど、作業時における快適性を向上させている。

 また、ヤンマーのデザイン部もデザイン制作に携わり、コーポレートカラーである赤(ヤンマープレミアムレッド)を全体のアクセントとブランドマークの「FLYING-Y」の表示に使用している。着用する従業員がグループの一員として誇りを感じられるデザインとすることで、モチベーション向上を図っている。

 環境負荷低減に向けた取り組みも行っており、ユニフォーム素材の大部分に、部分植物由来のポリエステル繊維「エコディア®PET」 を採用した。加えて使用後のユニフォームは回収し、リサイクルできる仕組みも導入している。今後も、“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現を目指し、多様性を認め合いながらグループ一体となって新たな価値提供を目指す。

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