日工、アスファルト合材の製造における臭気回収装置を開発

・プラント周辺に増える住宅等との共存に寄与

 日工は3月28日、As(アスファルト)タンク*¹油煙由来の臭気に特化した脱臭装置を開発、4月1日に販売を開始すると発表した。

 アスファルト合材工場ではアスファルトプラントなどから特有の臭気や騒音が発生する。近年、アスファルト合材工場の周辺にも住宅等が増えている中で、臭気や騒音による近隣住民への影響を軽減するために、環境配慮型プラントの開発が求められている。
 これまで日工は、排ガスに含まれるアスファルトヒュームを完全脱臭できる脱臭装置や臭気対策、粉塵対策、断熱性能、防音性能を備えた環境配慮型プラント「VP-Series」の開発に取り組んできた。そして今回、さらなる環境性能の向上を目指し、Asタンク油煙*2臭気回収装置「アシュボ」を開発した。

*²油煙:油・樹脂などを燃やす時に生ずる、油と水蒸気の混じった湯気のこと。

 詳細は、ニュースリリース