東洋エンジニアリング、技術研究所を千葉市に移転・拡張

・カーボンニュートラル実現に向けた技術開発を加速

 東洋エンジニアリング(TOYO)は3月13日、千葉県千葉市の千葉土気緑の森工業団地に技術研究所を移転したと発表した。

 TOYOは祖業のアンモニア・尿素という肥料分野を中心に独自技術を磨き、石油化学、石油・ガス処理、資源開発、発電など、多岐にわたる領域へと事業分野を拡大し、世界中でプラントの建設をしてきた。2021年度から2025年度までの中期経営計画では、従来の事業分野のEPC*を強靭化することに加えて、燃料アンモニア、合成燃料、SAFをはじめとする次世代エネルギーや循環型・低環境負荷分野等の「新技術・事業開拓」を進める戦略を定めて現在、様々な取り組みを進めている。

 今回、より広く設備が充実した環境で開発に取り組むことによって技術開発を加速させるために、技術研究所を移転・拡張することにした。

*EPC:プラントの設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)

■名称に関して:技術研究所の名称はT-Laboとなる。TOYO、Technology、Toke(土気)のTと、研究所を意味するLaboをつけた形になる。

<技術研究所(T-Labo)の概要>
所在地:千葉県千葉市緑区大野台1丁目5-22
敷地面積:12,906.06㎡
建築面積:1,270.62㎡
設備:試験棟および研究棟

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