・カーボンニュートラルの推進に向けた再生可能エネルギーの活用
㈱不二越と日本海ガス絆ホールディングスグループの日本海ガス(富山県富山市)は2月29日、太陽光発電システムPPAモデル(第三者所有モデル)を活用し、不二越富山事業所 にて太陽光発電システム381.80kW を増設したと発表した。
不二越はカーボンニュートラルに向け、2022年よりPPAモデルを活用した太陽光発電システム導入を進めている。不二越は再生可能エネルギー電力を製造設備等にて自家消費することで、製造における CO2 排出量を削減する。日本海ガスは不二越富山事業所内に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を不二越へ供給する。
今回の増設により、不二越富山事業所での太陽光発電システムは895.18kW となった。これにより、 合計で年間約480tの CO2 排出量削減※が見込まれる。
不二越は、今後とも再生可能エネルギーの導入・普及などを通じ、気候変動への対応を推進し、持続可能な 社会の実現に貢献していく。
※CO2 排出削減想定量は、「地球温暖化対策事業効果算定ガイドブック」(環境省 地球環境局発行)に基づき算出。
<導入設備概要>
設置場所:株式会社不二越 富山事業所 (富山県富山市不二越本町 1 丁目 1 番 1 号)
・設置機器:自家消費型太陽光発電システム
ロボット第3工場 513.38kW 2022年7月1日 稼働開始、ロボット第2工場 381.80kW 2024年2月2日 稼働開始、遠隔監視・計測システム 非常用コンセント
・導入目的
①カーボンニュートラル実現に向けた取り組み
②再生可能エネルギーの地産地消(自家消費モデル)
③環境関連法規への対応(省エネルギー法、工場立地法) 4 停電時の緊急電源としての活用(レジリエンスの強化)
■PPAモデル(第三者所有モデル):電力使用者(不二越)が敷地や屋根などのスペースを提供し、太陽光発電設備の所有・管理を行うPPA事業者(日本海ガス)が発電システムを設置して、そこで発電された電力を電力使用者へ供給する契約形態。
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