日本建設機械工業会が2月29日に発表した2024年1月の建設機械出荷金額によると、内需は 6.8%増加の808 億円、外需は 2.5%増加の1,807 億円となった。その結果、内需は 2 カ月振りの増加、外需は 2 カ月連続の増加となった。総合計で 3.8%増加の 2,615 億円となり、39 カ月連続の増加となった。
■内需は6.8%増加の 808 億円 、2 カ月振りの増加
機種別に見ると、トラクタ 32.9%増加の 115 億円、油圧ショベル 5.6%増加の 242億円、建設用クレーン 9.7%増加の 129 億円、基礎機械 35.6%増加の 37 億円、油圧ブレーカ・圧砕機 1.6%増加の 17 億円の 5 機種と補給部品 3.5%増加の 112 億円 が増加した。また、補給部品も 3.5%増加の 112 億円となった。
■ 外需は 2.5%増加の1,807 億円、39 カ月連続の増加
機種別に見ると、油圧ショベル 1.0%増加の 688 億円、ミニショベル 20.2%増加の345 億円、建設用クレーン 51.3%増加の 85 億円、道路機械 28.0%増加の 35 億円、 コンクリート機械 48.8%増加の 1 億円、その他建設機械 2.5%増加の 271 億円の 6 機種が増加となった。
地域別に見ると、北米が 6 カ月連続で増加、中近東が 8 カ月連続で増加するなど、 全 9 地域中 4 地域で増加した。
■1月の油圧ショベル国内出荷台数は5.1%減の1,526台
1月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ919台(前年同月比13.0%増加)、油圧ショベル1,526台(同5.1%減少)、ミニショベル1,765台(同6.4%減少)、クローラクレーン23台(同91.7%増加)、ラフテレーンクレー89台(同10.1%減少)、アスファルトフィニッシャ31台(同横ばい)――となった。