大林組、ドローンおよび自律4足歩行ロボットを用いた放射線計測技術を開発

 ㈱大林組は2月 22日、未来技研㈱菊池製作所㈱松浦電弘社と共同で、ドローンおよび自律4足歩行ロボット「Spot」を用いた放射線計測システムを構築し、局所的に放射線量の高い箇所が発生していないかなどの検査を省人化させる技術を開発したと発表した。

 原子力施設や中間貯蔵施設では土壌などの放射線量の調査が必要ですが、モニタリングポストによる定点観測や歩行調査などの手法が採用されており、広大な敷地に対して面的に計測を行う技術が確立されていない。また、人手不足が深刻化する中、省人化も大きな課題となっている。

 そこで、大林組は福島県に整備された中間貯蔵施設の大熊3工区土壌貯蔵施設にて、ドローンおよびSpotを使った放射線計測技術の実証試験を行い、迅速な計測を行いながら、省人化を可能にする技術を開発した。

 詳細は、ニュースリリース