サントリー、大阪工場に55億円を投資し、生産能力を強化

 サントリーホールディングス(大阪市北区)は2月6日、需要の高まるジンをはじめとしたスピリッツ・リキュールの生産能力増強および品質向上を目的とし、2025年にかけて55億円の設備投資を実施すると発表した。新たに「スピリッツ・リキュール工房」を大阪工場(大阪市港区海岸通3-2-30) 敷地内に建設すると共に、浸漬タンク・蒸溜釜などを新設することで、生産能力を2.6倍に増強する。

 同社工場の中で最も歴史あるサントリー大阪工場は重要な生産拠点であり、サントリージャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」とサントリージン「翠(SUI)」にとって欠かせない拠点でもある。

<主な設備投資の内容>
・「スピリッツ・リキュール工房」の建て替え
・浸漬タンク5基の新設
・蒸溜釜4基の更新
・開発生産設備の新設

 詳細は、ニュースリリース