豊田自動織機の産業車両、23年4〜12月期売上は13%増の1兆8,841億円、23年度予想は3.4%増の2兆3,620億円を変更せず

 ㈱豊田自動織機が2月2日に発表した2024年3月期第3四半期(2023年4〜12月)連結業績によると、産業車両においては、主力のフォークリフトトラックが主に日本で減少したものの、北米や欧州で増加した ことにより、売上高は前年同期を2,118億円(13%)上回る1兆8,841億円となった。営業利益は前年同期を283億 円(27%)上回る1,353億円となった。

 また、販売台数は前年同期比1.3%減の228,000台(前年同期:231,000台)となった。内訳は、日本が27,000台(38,000台)、北米81,000(70,000台)、欧州75,000台(68,000台)、その他45,000台(55,000台)。

 2024年3月期(2023年度)の予想は、前年度比2.9%減の307,000台(前年度:317,000 台)。内訳は、日本36,000台(49,000台)、北米111,000台(98,000台)、欧州101,000台(99,000台)、その他59,000台(71,000台)。

 全社の2023年度通期連結業績予想については、1月29日に公表したエンジン国内認証問題の影響を織り込んでいないため、連結売上高まで3兆6,000億円(前年度比6.5%増)、営業利益 2,000億円(同17.7%増)、税引前利益3,050億円(同16.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益 2,250億円(同16.7%増)と据置いている。産業車両セグメントの売上高は、2兆3,620億円(同3.4%増)としている。

 なお、為替レートについては、1USドル142円、1ユーロ154円を前提としている。

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