日本建設機械工業会が1月31日に発表した2023 年通期の建設機械出荷金額は、内需は 8.7%増加の 1 兆 1,294 億円、外需は15.4%増加の 2 兆 6,618 億円となった。その結果、内需は 2 年連続の増加、外需 は 3 年連続の増加となった。総合計では 13.3%増加の 3 兆 7,912 億円となり、3 年連続の増加となった。
■内需8.7%増の 1 兆 1,294 億円、 2 年連続の増加
内需を機種別に見ると、トラクタ 28.8%増加の1,392 億円、油圧ショベル 7.2%増加の3,319 億円、ミニショベル 10.8%増加の 913 億円、建設用クレーン 8.9%増加の 2,138 億円、道路機械 1.8%増加の 381 億円、コンクリート機械 17.6%増加の 348 億円、基礎機械 0.2%増加の 377 億円、油圧ブレーカ・圧砕機 6.4%増加の 258 億 円の 8 機種と補給部品 4.3%増加の 1,418 億円が増加となった。
■外需は15.4%増加の 2 兆 6,618 億円、3年連続の増加
外需を機種別に見ると、トラクタ 16.2%増加の 3,098 億円、油圧ショベル 18.2%増加の 1兆 634 億円、ミニショベル 22.5%増加の 4,715 億円、建設用クレーン 47.5%増加 の 1,309 億円、道路機械 12.3%増加の 454 億円、コンクリート機械 1.3%増加の 13 億円、その他建設機械 15.4%増加の 3,630 億円の 7 機種が増加となった。
地域別に見ると、全 9 地域中、中国、CIS その他東欧を除いた 7 地域で増加した。3 大輸出先(アジア、欧州、北米)の中でも、最大輸出先である北米は 31.7% 増加と大きく増加した。
■2023年 12 月は0.1%増の 3,394 億円、38 カ月連続の増加
12 月の建設機械出荷金額は、内需は 0.6%減少の 983 億円、外需は 0.3%増加の2,410 億円となった。その結果、内需は 18 カ月振りの減少、外需は 2 カ月振りの 増加となった。総合計で 0.1%増加の 3,394 億円となり、38 カ月連続の増加となった。
■内需は 0.6%減の983億円、18 カ月振りの減少
内需を機種別に見ると、トラクタ 20.4%増加の 156 億円、ミニショベル 11.5%増加の 80億円、建設用クレーン 2.1%増加の 202 億円、道路機械 0.6%増加の 32 億円、コン クリート機械 79.1%増加の 29 億円、油圧ブレーカ・圧砕機 18.2%増加の 24 億円 の 6 機種と補給部品 2.7%増加の 117 億円が増加したものの他 3 機種が減少となった。
■外需は0.3%増加の2,410 億円、2 カ月振りの増加
外需を機種別に見ると、トラクタ 0.8%増加の 298 億円、ミニショベル 12.9%増加の 423億円、建設用クレーン 35.5%増加の 120 億円、コンクリート機械 59.3%増加の 2
億円、基礎機械 1003.3%増加の 3 億円の 5 機種が増加となった。
地域別に見ると、北米が 5 カ月連続で増加、中近東が 7 カ月連続で増加するなど、全 9 地域中 5 地域で増加した。
建設機械出荷金額(2023年暦年及び12月)ニュースリリース
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