Hitachi Construction Machinery (Europe) NV (HCME:日立建機ヨーロッパ):2024 年 1 月 16 日
日立建機ヨーロッパ(HCME) は、14 トンのバッテリー駆動ショベルの導入により、排出ガスのない設備に対するニーズの高まりに応え、持続可能な未来の創造への取り組みを強化しています。 ZE135-7EB は、排気ガスがゼロであるだけでなく、従来のモデルに比べて騒音レベルが低く、効率が向上し、メンテナンスの必要性とダウンタイムが少なくなります。
新型ZE135-7EBは、従来モデルZX135-7と同等の高い性能を実現します。顧客は、ZE135-7EB を使用して、騒音や排出レベルが地方自治体や国の当局によって規制されている都市部の建設現場や住宅開発など、幅広いプロジェクトに取り組むことができます。汎用性を高めるために、モノブロックまたはツーピースブームを使用できます。
■顧客のニーズに応える
新型モデルは、HCMEが欧州で発売する電動ショベルとしては最大のものとなります。定格電力は 160kW、バッテリー容量は 298kWh で、最大 6 時間の動作に十分です (アプリケーションによって異なります)。 CCS2 急速充電テクノロジーにより、バッテリーは 2 時間以内に完全に充電できます。
所有者は、ディーゼル動力のショベルと比較して、メンテナンスコストとダウンタイムの削減が期待できます。バッテリー残量やモーター負荷率などの電気駆動システムの状態を遠隔監視できます。外部騒音レベルが低減されることで、環境に敏感なエリアでの作業時間や用途の柔軟性が高まります。作業現場の 270 度の鳥瞰図を提供する空撮カメラ システムによって安全性が強化されます。
■持続可能なイノベーションの開発
ZE135-7EBは、日立建機とドイツのKTEG社とのコラボレーションにより設計・製造されました。
HCME ショベル製品マネージャーの Burak Besler (ブラック・ベスラー )氏は次のように述べています。
「Intermatに展示されている当社最大のバッテリー駆動ショベルは、都市や住宅の建設プロジェクトで生産的かつ効率的に作業することができます。当社はゼロエミッション機械に対する需要の高まりに応えるべく懸命に取り組んでおり、安全性の向上、生産性の向上、ライフサイクルコストの削減に対する顧客の要求に注意深く耳を傾けています。」
<仕様>
定格電力:160kW
バッテリー容量:298kWh
動作重量: 14,550 kg
バケット ISO 山積み: 0.66 m3
充電源: DC充電用CCS2/ 63 A 400 V CEE (AC 充電用)
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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