・研究基盤の強化および研究開発人財の働き方改革を実現
カルビー(東京都千代田区)は1月17日、研究力の強化、および外部との連携・協働によるシナジー創出の加速を目的として、栃木県宇都宮市清原工業団地に新研究棟を建設すると発表した。2025年春の稼働を予定している。
今回の施工により、研究エリアを拡張し、基礎研究・機能研究・品質研究の各機能強化を図る。研究エリアと開発エリアの中心には交流スペースを設け、社内メンバーはもちろん、外部の大学や研究機関、民間企業との交流を促進し、より濃密なコミュニケーションのもとでの研究開発を推進する。加えて、研究開発人財がさまざまな働き方を選択できるABW(Activity Based Working※)型のオフィスを実現することで、生産性および従業員満足度の向上を図る。
カルビーグループは、新規領域として「アグリビジネス」や「食と健康」分野の拡大に注力している。ばれいしょや甘しょ、豆等の基礎研究や、腸内フローラ、睡眠等の分野で研究を推進している。これからも人々の健やかなくらしに貢献すべく、研究基盤を強化するとともに、研究開発人財の確保・育成を進めていく。
※「Activity Based Working」・・・業務内容に合わせて、最適な時間と場所を従業員が自律的に選択する働き方
<建設計画の概要>
名称:カルビー株式会社 R&Dセンター 実験研究棟
所在地:栃木県宇都宮市清原工業団地23-6
敷地面積:約45,400㎡
延床面積:約9,100 ㎡(増築棟:約5,100 ㎡・既存棟:約4,000 ㎡)
着工時期:2024年2月予定
稼働開始時期:2025年春予定
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