千代田化工建設、AGC 向け国内バイオ医薬品原薬製造設備の EPC 業務を受注

 千代田化工建設は1月18日、AGCより、AGC 横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)敷地内におけるバイオ医 薬品原薬製造設備の設計、調達、建設(EPC)業務を受注したと発表した。

<受注概要>
顧客名 :AGC 株式会社
建設地 :神奈川県横浜市鶴見区 AGC 横浜テクニカルセンター
契約内容 :バイオ医薬品原薬製造設備の EPC

プロジェクト概要 :
 AGC は、横浜拠点におけるバイオ医薬品 CDMO1 の開発・製造能力の拡大を決定し、千代田化工建設は この生産設備を構築するパートナーとして、同プロジェクトを遂行することが決定した。 本件は経済産業省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に採択されており、平時はバイオ医薬品製造、パンデミック発生時にはワクチン製造に切り替え可能なデュアルユース仕 様の設備。 国内 CDMO として最大級2 の動物細胞培養槽に加え、最先端の医薬品である mRNA 医 薬品や遺伝子・細胞治療薬の開発・製造設備を導入する。

 千代田化工建設は、総合エンジニアリング会社として、人々の健康と安全に寄与するライフサイエンス事業を重要領域 の一つと位置付け、多角的な取り組みを行っている。 同プロジェクトの遂行を通して、海外への依存度が高いバイオ医薬品の国内での開発・製造能力向上を支 え、千代田化工建設のパーパス『社会の“かなえたい”を共創(エンジニアリング)する』を通じて、持続可能な社会の発 展に貢献していく。

*1 Contract Development & Manufacturing Organization:医薬品等の製造受託に加え、製造方法の開 発を受託・代行する会社

*2 AGC 株式会社推計

 ニュースリリース