テイ・エステック、埼玉地区の生産体制を再編、約 22億円投じて新技術棟も建設

 テイ・エステック(埼玉県朝霞市)は12 月27日、埼玉地区における生産体制の再編を実施すると発表した。

 同社グループでは、第 15 次中期経営計画おいて「高効率生産体制の構築」を重点戦略の一つに掲げている。この取り組みの一環として、製造技術のさらなる進化と収益体質強化を目的に、埼玉地区における生産体制の再編を実施する。

 再編にあたっては、埼玉工場(埼玉県行田市)内に製造技術と量産性の実証検証を可能とする新たな技術棟を建設する。エンジニアリングセンターや生産体革センター、品質本部との連携の下、 新技術棟で生み出す製造技術は海外を含むグループ全生産拠点へと発信していく。

 また、部品事業部(埼玉県川越市)の埼玉工場への機能集約、新設備導入や工場内物流効率改善により、さらなるコスト競争力強化を実現していく。

<再編拠点の概要>
(1)埼玉工場
所在地:埼玉県行田市野3600 番地
投資額:約 22億円
敷地面積:約 74,000㎡
再編完了予定日:2025年9月予定

(2)部品事業部(埼玉工場敷地内に機能集約)
所在地:埼玉県川越市南台一丁目10番2号
敷地面積:約 5,400㎡
※機能集約完了後、売却予定。

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