淀川ヒューテック、熊本県益城町に工場を移転新設 半導体製造装置向け製品を増産

 淀川ヒューテック(大阪府吹田市)は11月28日、熊本県営工業団地「臨空テクノパーク」(益城町)での工場新設に向け、熊本県益城町と立地協定を結んだ。主力の半導体製造装置向けフッ素樹脂製品の工場を建設する。2024年1月に着工し、25年3月の稼働開始を目指す。投資額は約44億円。

 淀川ヒューテックは、熊本県には合志市に工場がある。TSMCの熊本進出で増加が見込まれる半導体需要に対応するため、益城町に工場を移転する。
 取得する工場用地は、熊本空港にほど近い県営工業団地「臨空テクノパーク」のうち、約3万㎡。新工場は2階建てで、延床面積約9,000㎡
。操業後は、現在の合志市の工場の2倍以上の生産を見込んでいる。

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