コベルコ建機ヨーロッパ、欧州事業再構築から10周年、本社移転を発表—-現地メディア

 International rental:2023年11月29日

 Kobelco Construction Machinery Europe B.V.(KCME、コベルコ建機ヨーロッパ)は、11月にディーラーと顧客向けの大規模イベントを開催してヨーロッパ事業を再構築してから10周年を祝い、これを機にヨーロッパ本社を現在のAlmere(アルメール)からほど近いオランダのLelystad(レリスタット)に移転すると発表しました。

 2025年にオープンする予定のはるかに広い専用敷地は、コベルコ建機が所有する30,000平方メートルの敷地内に17,500平方メートルの建物で構成されます。倉庫、3階建てのオフィス、トレーニング施設、ワークショップ、ショールーム専用の建物が入る予定です。

 イベントで最近発売したSK26SR-7ミニショベルを展示したコベルコ建機は、10年間でディーラーネットワークをヨーロッパ、CIS、マグレブ諸国の40拠点に拡大したと述べました。

 この地域における同社の製品は現在、1t のSK08 ミニショベルから 90t のSK850LC ショベルに加え、55 ~ 550t の解体機械やラティスブームクローラークレーンまで多岐にわたります。

 KCMEマネージングディレクターの加藤誠氏は次のように述べています。
 「2013年にヨーロッパで再設立して以来、KCMEが達成してきたことを非常に誇りに思っており、過去10年間コベルコブランドに忠実であり続けたすべてのディーラー、パートナー、顧客、従業員に感謝の意を表したいと思います。将来を見据えて、私たちは欧州市場への取り組みをさらに強化することに興奮しており、本社をレリスタットの新しいより大きな専用施設に拡張するという重要な一歩を踏み出せることを誇りに思っています。今後10年間の緊密な協力関係を楽しみにしています。」

 ニュースソース

 *ソース内容から「ですます調」で表記しています。