村田機械(京都市伏見区)は11月20日、グループの㈱日本シューター(東京都千代田区)と共同開発した病院向けロボット台車搬送システム「MoCS(モックス・Moving Cart System)」が、公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会主催のJIDAデザインミュージアムセレクションVol.25に選定されたと発表した。
■選定理由(JIDA審査講評より)
MoCSは、医療現場での搬送に必要な機能を持つ、柔軟な搬送対応によって医療現場の省力化に貢献する自律走行搬送ロボット。シンプルでクリーンな佇まいで、医療現場における人や環境との共存を重視している。衝撃吸収式の接触検知により、現場での安全性と安心感も高めている。さらに医療従事者の快適な取扱のために天板形状や取手位置などのユーザビリティにも考慮している。重量物や階層移動、定時の頻回配送にも対応する。
■受賞製品「MoCS」
MoCSは、製造業や物流センターなどの物流システムで活用されているAGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送台車)の強みを継承し、院内搬送に必要な機能を搭載した自律走行搬送ロボット。専用カートを下から持ち上げた際にドッキングし、カートも含めて安全性を担保する。様々な搬送物の形態に対応した専用カートでフレキシブルな搬送が可能。重量物搬送や階層移動、定時頻回配送に対応し、医療現場の省力化に貢献する。
詳細は、ニュースリリース
コメントを投稿するにはログインしてください。