メッツォ、米国の銅電解精錬所に技術を提供

 Metso (メッツォ ) :2023 年 11 月 20 日

 Freeport-McMoRan(フリーポート・マクモラン社)は、メッツォに対し、米国テキサス州El Paso electrorefinery(エルパソ電気精錬所)への最先端のタンクハウスマテリアルハンドリングソリューションの納入を受注しました。鉱物部門の2023年第4四半期受注額には1,000万ユーロを超える受注額が計上されている。

 メッツォの納入範囲には、Outotec アノード準備マシンとカソード ストリッピング マシンが含まれており、どちらも高い安全性と長期信頼性を保証する実証済みの設計に基づいています。どちらの機械も、最新のロボット電極処理を利用して、既存の製油所のレイアウトとマテリアルハンドリングの効率を最適化します。

 「この重要なプロジェクトでフリーポート・マクモランとの協力を継続できることを嬉しく思います。当社の技術は、近代化後のエルパソ銅電解精錬所における銅生産の高効率と高品質を保証すると確信しています。このソリューションは、同様の装置に関する当社の長年の経験と最新のロボット技術を組み合わせて、既存のタンクハウスのマテリアルハンドリング要件を満たします」とメッツォの湿式冶金事業ライン担当副社長のMikko Rantaharju (ミッコ・ランタハリュ)氏は述べています。

 メッツォは、銅精錬所向けのタンクハウス技術の大手サプライヤーです。この製品には、独自のテクノロジーに基づく主要な機器のほか、基本的なエンジニアリング、デジタル ソリューション、サービスが含まれます。

■Metso (メッツォ )について
 メッツォは、世界中の骨材、鉱物加工、金属精製業界に持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスを提供するフロントランナーです。当社のプロセスと製品に関する専門知識を活用して、お客様の生産性の向上、エネルギーと水の効率、環境パフォーマンスの向上を支援することで、当社は前向きな変化をもたらすパートナーとなります。
フィンランドのEspoo(エスポー)に本社を置くメッツォは、50 近くの国で 16,000 人以上の従業員を擁し、2022 年の売上高は約 53 億ユーロでした。同社はヘルシンキのナスダック市場に上場しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。