・自動車電動化の需要見込み現工場隣接地に約 75 億円投資して新工場棟建設
日本発条(ニッパツ、横浜市金沢区)は11月17日、メキシコ拠点におけるモーターコア(モ ーターの鉄芯)の生産能力増強のため新工場建設をすると発表した。
■今回投資の背景
自動車電動化の需要は年々増加する見通しであり、モーターに使用されるモーターコアもこれ に比例して需要拡大が見込まれている。そのため、現工場の隣接地に約 75 億円を投資して新たに工場棟を建設することを決定した。 また、今後の更なる需要増についても追加の設備投資を積極的に検討していく。
■生産能力増強の内容
現在、主に懸架ばねを生産する工場の一部でモーターコア生産を行っているが、今回、既に取得している隣接地にモーターコア生産の専用工場棟を建設する。専用工場となることで、 効率的なレイアウトとなり生産性が向上する。。
今後は、11 月に竣工する国内(厚木工場)のモーターコア生産棟と合わせ、グローバル(日本・ メキシコ・中国)での生産能力を 2022 年度との対比で約 4.5 倍にしていく計画。
これにより、モーターコア事業は、2030 年度に売上高 300 億円超を目指す。
<概要>
対象拠点 : ニッパツメキシコ株式会社
所在地 : メキシコ国 グアナフアト州イラプアト
投資額 : 約75億円
生産品目 : モーターコア
着工予定 : 2024年1月
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