クボタ、エキスパート職(管理職相当)の定年年齢を65歳に引き上げ

 ㈱クボタは11月14日、60歳以降のシニア従業員のモチベーション向上などを目的に、2024年4月より、エキスパート職(管理職相当)の定年年齢を、現在の60歳から65歳に引き上げると発表した。クボタは、定年延長をはじめ、人事制度を適宜見直し、挑戦と創造を重視した企業風土の醸成、従業員一人ひとりの能力・意欲に基づいた適材適所の人財活用により、年齢・性別・国籍など多様な人財が活躍できる安心で活気にあふれる職場づくりに取り組んでいく。

■狙い・背景
 少子高齢化が進む日本では、高齢者雇用に関する社会的な要請が高まっており、年齢を問わず働きたいなどシニア層の就業意識の変化も見られる。

 そのような中でクボタは、多様な人財が活躍する安心で活気あふれる職場づくりに取り組み、ダイバーシティ推進や人財活用の一環として、定年延長をはじめ、人事制度を適宜見直している。

 2022年4月には、スタッフ職(総合職相当)とテクニカル職(技能職相当)の定年年齢を65歳に引き上げ、シニア層が活躍できる環境を整えてきた。

 今回、エキスパート職の定年年齢も65歳とすることで、これまで培ってきた高い技術や専門性、幅広い経験を生かして活躍し、グローバルに拡大する事業に貢献することを期待している。

 今後も、従業員一人ひとりが働きがいや成長を感じながら活躍できる職場づくりを積極的に進めていく。

<概要>
新たな定年年齢:65歳(現在は60歳)
対象者:1964年4月2日以降に生まれたエキスパート職従業員
適用開始:2024年4月1日

 ニュースリリース