日精樹脂工業が11月10日に発表した2024年3月期第2四半期累計期間(4〜9月)の連結業績によると、売上高合計は225億8千万円(前年同期比9.6%減)となった。
製品別売上高については、射出成形 機売上高が162億6千5百万円(同15.1%減)、金型等売上高は10億4千5百万円(同0.7%減)と減少したが、周辺機器売上高は11億9千万円(同31.0%増)、部品売上高は40億7千8百万円(同5.7%増)となった。 営業利益は7億7千3百万円(同51.7%減)、経常利益 は8億円(同53.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億6千5百万円(同55.1%減)と なった。
■セグメントの状況
①日本 : 急激な円安の進行による物価高、原材料高等により設備投資意欲が低下したこと等から、売上高(外部売上高) は75億4千万円(前年同期比2.2%減)、セグメント利益は4億1千万円(同76.3%減)となった。
②欧米地域 :米国での射出成形機需要が低調だったこと等から、売上高(外部売上高)は103億1千1百万円(同14.6%減)、セグメント利益は4千8百万円(同87.0%減)となった。
③アジア地域 :中国で自動車関連向け中心に需要があったものの全体として需要が低調だったこと等から、売上高(外部売上 高)は47億2千7百万円(同9.0%減)、セグメント利益は1億6千8百万円(同139.8%増)となった。
■ 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2024年3月期の連結業績見通しについては、前回発表(下記)を据え置いた。
売上高460億円 (前年同期比11.9%減)、営業利益12億円(同55.3%減)、経常利益13億円(同46.5%減)、親会社株 主に帰属する当期純利益9億円(同51.0%減)を予想している。
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