欧州ビジネス協会(Association of European Businesses:同AEB、所在地:モスクワ)の建設機械委員会(The Construction Equipment Committee:CEC)は11月10日、2023年第3四半期(7~9月)と1~9月累計の建設機械販売実績をまとめた。
それによると7~9月の建設機械新車販売台数は、前年同期比41.8%減の1,680台(前年同期:2,889台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比48.1%減の620台(同1,195台)、ホイール式油圧ショベルは同38,8%減の178台(同291台)、バックホーローダーは同5.5%減の223台(同236台)、ホイールローダは49.4減の158台(同312台)となった。
1〜9月は、前年同期比36.8%減の6,381台(前年同期:10,100台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比24.9%減の2,967台(同3,950台)、ホイール式油圧ショベルは同1.8%増の722台(同709台)、バックホーローダーは同60.2%減の678台(同1,705台)、ホイールローダは同39.6%減の547台(同906台)となった。
■CEC(建設機械委員会)は、2008年2月に欧州企業協会(AEB)によって設立された。現在、CECは、ロシア市場の道路建設および特殊機械会社の80%の利益を代表している。
しかし現在、すべての市場参加者(主に中国メーカー)が AEB 統計データ交換に参加しているわけではないという事実により、提供されたデータは不完全な建設機械市場を反映している。
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