㈱神戸製鋼所が11月9日に発表した2023年度第2四半期(4〜9月)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比4.8%増の1,926億円(前年同期1,837億円)、経常利益は同50.0%減の50億円(同100億円)となった。
油圧ショベルの販売は、国内は前回並み。中国・東南アジアは需要低迷により、前回比で減少した。欧州はインフレおよび金融引き締めによる需要減少に加え、エンジン認証問題に伴う英国向けの販売再開の遅れもあり、前回比で減少した。クローラクレーンは、前回比で減少した。
損益変動要因としては、販売台数の減少、円安による輸出採算の改善をあげている。
2023年度の見通しについては、売上高は、前回(23年5月11日)予想の4,350億円から下方修正し、前年度比 10.0%増の4,200億円(前年同期3,817億円)、経常利益は前回予想の100億円から修正し、同10.6%減の110億円(同123億円)としている。
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