油研工業、23年4〜9月期売上は1.0%減の139億円、通期予想は4.1%減の280億円

 油研工業が11月9日に発表した2024年3月期第2四半期連結累計期間(4〜9月)の売上高は、138億6千9百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は4億3千6百万円(同18.9%減)、経常利益は5億4千6百万円 (同25.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億5千7百万円(同57.2%減) となった。

 第2四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ危機の長期化を背景に、原材料・資源価格の高騰、また世界的な金融引き締め、中国経済の先行き懸念等、予断を許さない状況となっている。わが国経済において は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の分類が変更されたことにより社会経済活動の正常化が本格化し、全体としては回復基調で推移したものの、資源価格高騰、物価上昇、急激な円安等、先行きは不透明な状況となっている。

 油研工業2024年3月期第2四半期データ

■今後の見通し

 2024年3月期(2023年度)の連結業績予想については、2023年5月12日に公表した業績予想(下記)を据え置いた。

 売上高290億円(前期比1.1%増)、 営業利益11億円(2.6%減)、経常利益10億円(21.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6億5千万円(52.5%減)。

 油研工業の2024年3月期第2四半期決算短信