三菱重工業が11月6日に発表した2024年3月期(2023年度)第2四半期(4〜9月)連結業績を発表した。
■2023年度第2四半期ハイライト
受注高は、31,370億円(前年同期比+11,186億円) 。エナジー、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが増加。主な事業別では、GTCC、防衛・宇宙が受注を大きく伸ばした
売上収益は、20,692億円(前年同期比+1,940億円) 。全セグメントで前年同期比増収。 主な事業別では、GTCC、航空エンジン、製鉄機械、物流機器、防衛・宇宙が 売上収益を大きく伸ばした。
当期利益は、919億円(前年同期比+378億円) 事業利益の増加にともない前年同期比70%増の919億円となった。 中間配当は、この決算実績を踏まえて、当初予定どおり、前年度中間配当より 20円増、前年度期末配当より10円増の1株あたり80円にて実施する。
■ 2023年度業績見通し
受注高は、エナジー及び航空・防衛・宇宙の両セグメントを上方修正したことから、56,000億円(前回見通し比+10,000億円) と修正した。
事業利益は、航空エンジン事業における一時費用等を処理のうえ、各事業の進捗状況を評価し、 更に下期の前提為替レート変更の影響等を反映し、セグメント別の通期見通しを更新したが、 3,000億円(前回見通し比±0億円) とした。
売上収益4兆3,000億円(前期比1.0%増)、事業利益3,000億円(同24.8%増)、税引前利益2,900億円(同51.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,900億円(同5.7%増)の見通しは据え置いた。
為替レートの前提は、1ドル140円、1ユーロ150円。
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