リックス (福岡市博多区)は11月1日、2023 年 10 月 11 日開催の取締役会において、新たにインドに海外子会社を設立することを決議したと発表した。新会社の資本金の額がリックスの資本金の額の100 分の10 以上に相当し、新会社はリックスの特定子会社となる。
■新会社設立の目的
リックスは長期経営計画 LV2030 において、海外売上 140 億円(2022 年度=51 億円)を掲げており、自社製品のロータリージョイントについては「世界のトップメーカー」になることを目標として活動している。
インドは今後も人口増加と経済成長が続くことが予想され、自動車や電気・電子業界の成長に伴い、リックス製品の主要顧客である工作機械・鉄鋼業界なども大きな成長が見込まれている。この成長市場に向け、自社製品の生産工場の設立を決定した。
新会社で製造予定のリックス自社製品「ロータリージョイント」と「オイルスキマー」は現在、国内の福岡事業所および大連(中国)工場で生産している。同社設立により、インドの顧客に即した性能・納期・コストで製品を届ける体制を構築する。
<新会社概要>
名称:RIX INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMITED(仮称)
所在地:インド カルナータカ州 VASANTHA NARASAPURA 日本工業団地(JIT)(予定)
代表者の役職・氏名 :Managing Director 村尾 友勝
事業内容:自社製品(ロータリージョイント、オイルスキマー)の製造
資本金:3 億7千万ルピー(約6億6千万円相当)(予定)
設立年月日:2023年12月(予定)
大株主及び持株比率:リックス株式会社 99.0%、RIX INDIA TRADING & SERVICE PVT. LTD. 1.0%